超音波ガイド下の血管内レーザー(熱治療)
皮膚の上からレーザーを照射して手の血管を収縮させる治療法です。注射を使わないので気軽な反面、効果が薄いというデメリットも。皮膚の色によって効果はバラバラに。元々、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう:足の静脈の弁が壊れて血液が血管内にたまる病気)の中でも蜘蛛の巣状の細かい症状への治療法だったため、太く浮き立った手の血管は適応外なことがあるようです。
特に1ミリ以上の血管には歯が立ちません。
硬化剤注入療法(非熱治療)
手の血管に硬化剤を注入し、血管を塞ぐという硬化療法。機能しなくなった血管は退化して消えていくというメカニズムで、太い血管にも有効とされています。静脈は目に見える一部の血管を塞いでも血流は保たれるので、その点は問題ありませんが、他の血管が目立つようになるといった副作用もあるようです。