ハンドベイントはどのようなものなのでしょうか？
なぜ、手の甲や腕に太い血管が目立ってくるのか。
ここではその要因となる「老化」「遺伝」「生活」をご紹介していきます

 

 

老化

一般的に皮膚が薄いと血管が目立つといわれています。
皮下にある血管を覆っていた真皮層が薄くなり皮膚の弾力性が低下するために、真 皮層の下にある血管自体の輪郭が目立ってくるのです。
真皮層にはコラーゲンやエラスチンなどの弾力繊維で構成されています。
加齢とともに真皮層が薄くなり、同時に弾力性が失われ、40歳代の片の弾性繊維は 20歳代の方の約50%程度といわれています。

 

皮膚の老化は生理的な加齢現象にプラスし、紫外線を浴びることによって皮膚の再生サイクルを遅らせてしまいます。
再生が遅れると真皮層に影響を及ぼし、皮膚の加齢現象を加速させてしまい、結果として皮膚が薄くなり血管が目立ってくるのです。。

 

静脈血管を作っている細胞は、加齢とともにその弾力性が低下してきます。
弾力性が低下した静脈血管の壁は、伸びたゴムのように徐々にその内腔が広がり、その結果血管が太くなったような印象を受けるようになってきます。

 

 

生活

女性は男性より女性ホルモンの影響から皮下脂肪が多いのですが、腕や手の筋肉を使う仕事やジムなのでトレーニングをしている方は、エネルギーとして皮下脂肪が使われ筋肉質へと変化します。
血管のまわりの皮下脂肪が減少することで、静脈血管が目立ってくる場合があります。

 

 

 

遺伝

10歳代から血管の膨らみを気にされている方は、体質的な遺伝と考えるのが自然です。
ご両親やご兄弟のなかでご自身同様血管が太く目立っている方がいらっしゃる場合があります。

 

 

簡野医師撮影・日本美容外科学会発表